お知らせ

★第44回常総広域圏高等学校野球大会 結果報告★

 

1回戦 対 取手第一
相手に先制を許すも、4回2死8番張替(1年猿島)9番野本(1年岩井)が連打で
つなぎ、1番鈴木(3年水海道西)のセンターオーバーのタイムリー3塁打で2点を
とり、逆転。6回に追いつかれ、8回に勝ち越しを許す苦しい展開。最終回2死1塁
から9番野本が四球でつなぎ、1番鈴木が中前打で2死満塁。主将の水越(3年伊
奈)が追い込まれながらもファールで粘り、甘く入った球をレフト頭上に運び走者一
掃。逆転。さらに4番青木葉(3年下妻)が三遊間を痛烈に破るタイムリーで試合を
決めた。相手打線に12本の安打を許しながらも粘り強く守りきった逆転勝利で
あった。

2回戦 対 藤代紫水
初回に3番杉浦(2年御所ヶ丘)のタイムリーで幸先良く先制すると、小刻みに加点
し、勝利した。投げては古谷(2年小絹)が100球にまとめる完投勝利。低めを丁寧
につき、相手打線の反撃を封じた。
準決勝 対 伊奈
連戦の疲れからか、動きが重い立ち上がりとなった。先発水越の直球が走らないな
か、エラーから出塁を許し、相手打線に甘く入った球を痛打され先制を許す嫌な展
開。そんな中、相手バッテリーのミスから2回に1点、3回に2点を挙げ逆転。4回に
は代打伊澤(1年伊奈)の犠牲フライで試合を自分たちの流れにした。7回に2点を
返されるも8回に一挙4点を挙げ突き放した。

決勝 対 江戸川学園取手
連戦を勝ち抜いてきた中で、身体的にも精神的にも疲労の色が隠せない。そんな
中今大会初登板の染谷(1年愛宕)が持ち味を発揮し、相手打線をフライの山に。
失点はするものの、ビッグイニングを作らせない内容で、前半を乗り切った。暑さの
ピークが過ぎた6回。相手が継投に入った立ち上がりを攻めて、5番松本(3年水海
道)が2点を返すタイムリーを放つ。2点を獲得したタイミングで古谷にスイッチ。丁
寧な投球で相手打線の勢いを封じた。6回の攻防によって後半戦は終始海一の流
れに。7、8回に1点ずつを挙げ、ついに追いつく。9回はお互いにチャンスを作るも
得点できず、試合は延長タイブレークへ。10回、先頭の杉浦のバントは3塁線ギリ
ギリに決まり内野安打に。無死満塁から4番青木葉が右中間へ大きな犠牲フライで
ついに逆転。なおも1死1,2塁から5番松本が右中間を破る走者一掃のタイムリー
2ベースを放ち、この回3点を挙げる。裏に1点を失うも最後の打者をショートフライ
に打ち取りゲームセット。見事な逆転勝利であった。

今大会で3年生を中心に粘り強く戦い、成果が出たことは大きな自信になったと思
う。今大会を糧に夏の選手権においての目標であるベスト16を達成する。